2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧
私は「脱原発してガス・蒸気発電を主力にしたら良い。」という考えですが、いろいろな理由で火力発電に反対する人がいて、そのような人たちは「だから原発が必要。原発に反対なら電気を使うな。」などと無茶をいうわけですが、その理屈を逆流させると「火力…
本日の電力使用量の最大は供給量の93%だったそうです。東京が32度(その後35度以上の猛暑日と判明。)*1、埼玉や群馬が34〜35度という真夏日ですが使用量は4570万kワットだったそうで、やはり足りていますね。東京で35度になるような暑さでもおそらく+1000…
原発をとめると電気代が高くなるぞ、企業も逃げるぞ、と人々の生活に脅しをかける手法がマスコミ・政治家・ケーダンレン会長によって何故か足並み揃って展開されていますが、この主張のおかしなところは「従来の原発の費用に上乗せしている。」という点です…
高レベル放射性廃棄物の最終処分場の建造は相当にハードルが高いので最低でもあと15年くらいは出来ないと思います。根拠は、「場所の選定に早くても数年かかり、建造に10年はかかるから。」です。フィンランドの処分場は建造だけで16年かかっていますから、…
日本の原発には続けるのが不可能に近いクリティカルな問題があって、一つは「大地震や大津波がどこにでもくるのに耐震性が弱くベントも出来ない構造であること。」で、もう一つは「使用済み核燃料の保管場所(存在するが足りない)や高レベル放射性廃棄物の…
原発を止めることは非現実的、とかいう推進派は多いのですがこれはちょっとした詐術です。原発を停止するのが現実にそぐわないのは他の手段で電力の手当をする施策をとらないからで、とれば問題がないのです。 原発以外の手段で現実的な電力供給法はあるので…
電力会社の「総括原価法式」については表面的なことしか知らないのですけれども、大雑把な認識としては「燃料費も施設建造費もコストに算入し、それでも4%の儲けがでるように電気代を決めて良い。」ということだったと思うのですが、今は「燃料費増で赤字…
こうもあからさまになってくるのは焦りがあるからか。 記事には出ていませんが自然エネルギーにも肯定的な官僚さんです。 経産省:古賀氏に退職打診 公務員制度改革などで民主批判 経済産業省は24日、民主党政権の公務員制度改革を批判してきた同省の古賀…
「もんじゅ」の落下装置引きぬきが成功したことで全く安心しました、という人はまともな人ならあまりいないと思います。喫緊の課題が解決されただけであって「もんじゅ」の本来的な危険性については変わっていないと考えるでしょう、表向き何を言うかは別と…
「静岡茶を飲んでいる人の名前をネットで公開しよう。」というアイデアを静岡市長が言っていますが、ある種良いアイデアです。 原発推進派の方々、特に「低線量被曝には悪影響がない。」「原発事故で死者は出ない。」「原発はコントロールされた危険なので社…
世間の注目が集まっている時には「対処できている。」と適当に言い逃れて、関心が薄まった頃合いを見計らって「実はダメでした。」というパターンが東電では確立しています。そういうマニュアルでもあるのでしょうか。 1号機で実はベントが出来ていなかった…
高速増殖炉もんじゅで落下装置を無事回収、ということで取り敢えずは良かったと思います。 推進側としては「これで出力試験にすすめる(^^)」という「良かった」でしょうけれども、反対側としても「廃炉にする事が可能になった(^^)」という意味で良かったと思…
【リンク:http://journal.mycom.co.jp/news/2011/06/22/011/index.html】 エネルギー効率のよいモーターとか送電線とかが開発されたらそれを積極的に取り入れるように電力会社にも動機をもたせないといけないな、と思いつき。 エネルギー問題をこれまで個人…
@OfficialTEPCO 東京電力 株式会社 今日は本当に暑かったですね。16時台の最大電力は4,129万kW(速報値)でした。これは東日本大震災以降の最大値ですが、昨年であれば、4,700万kWを超えていたかもしれません。これは、皆さまの節電へのご協力によるところが…
家庭や企業に省エネさせるのは簡単なような気がする。 省エネルギーをする動機付けについて一般家庭や企業について語られることが多いのですが、家庭や企業に対して動機付けを持たせる具体策は簡単に考えることが出来ますし、いろいろ提案されています。 家…
もっと言ってくれスイス。 【放射能漏れ】脱原発のスイス当局が福島事故を厳しく指摘「想定外の事態ではない」 (1/2ページ) 産経 2011.6.19 19:48 【ウィーン=木村正人】2034年までに寿命を迎える原子力発電所の全廃を決めたスイスの原子力安全当局が福…
フィンランドの最終処分場の趣旨は放置してメンテナンスがいらないこと。 この最終処分場はフィンランドの放射性廃棄物だけでいっぱいになる。100年後に閉じられる。 未来の人類がオンカロを開けてしまうのが最大の脅威。もし開けられたらこの計画は失敗。 …
原発、結局はコスト高=温暖化防止せず無駄を助長−元独環境相 来日したトリッティン元ドイツ環境相(90年連合・緑の党)は17日、都内の日本記者クラブで会見し、ドイツのような脱原発を選択すれば電気料金が上がるという批判に対し「原子炉解体と放射性…