ベントをあてに出来ないことが判明。

世間の注目が集まっている時には「対処できている。」と適当に言い逃れて、関心が薄まった頃合いを見計らって「実はダメでした。」というパターンが東電では確立しています。そういうマニュアルでもあるのでしょうか。
1号機で実はベントが出来ていなかったことを白状したわけですが、だったら他の原発でも事情は同じなわけで「ベントできるから緊急時対処はできる。」という言い分は成り立たないと思うのですけれども、それでも「原発の安全対策はできた。」と強弁するのですよね、原発推進派は。

<福島第1原発>1号機のベント「失敗」 弁開放は未確認
毎日新聞 6月24日(金)2時31分配信
 東京電力福島第1原発1号機の水素爆発の直前に行われ、成功したとされる格納容器の圧力を下げるための「ベント」(排気)が、実際には失敗した可能性が高いことが分かった。ベントのためには弁を開けなければならないが、東電関係者は「十分に開かなかった」と証言、東電本店も「弁開放は確認できていない」と述べた。専門家も「データから、いったん開いた弁が閉じたと読み取れる」と指摘している。