長期金利の上昇はアベノミクスが効いている証拠

ムナー教授の意見。

  • 長期金利の上昇は、より速い名目GDP成長期待の表れ
  • インフレは既存の負債を軽くするし、新しい負債ではインフレ分が金利にのって相殺されるだけ
  • 国債価格が下がって困る銀行を救済することになったとしても、最悪、政府の利得と相殺されるだけ
  • このところの日本では、株価と金利が上がるときも下がるときも同じ方向に動いている。これは、金利の上昇がより速い名目GDP成長の実現を示唆している
  • しかし不幸なことに、日本の金利はまだ低い。名目GDP成長がゆっくりでしか実現しないことを示している。日銀はもっとやれ
  • リチャード・クーの言い分は間違っとるよ

http://www.themoneyillusion.com/?p=21293

要約するなら、「金融緩和で長期金利が上がるのは良いことだ」と仰っているわけです。
マーケットマネタリズム本の翻訳が欲しいところです。