「維新ノミクス」も悪くないかも

みんなの党があったころは、小選挙区自民党、比例はみんなの党、という分け方をしていたのですけれども、今回は比例は維新に入れても良いかもしれません。
維新は当初のように、統治機構改革について真面目な話を続けていれば支持率を維持できたと思うのですが、途中でいろいろパフォーマンスに走ってしまい、真摯な有権者から相手にされなくなっているのが残念です。
橋下氏が「維新ノミクス」についていろいろ説明しています。

構造改革と再分配に特徴がありそうです。

ここは問題ありです。アドバイザーをする専門家がこういう事を言っているからなんでしょうけれども、預金金利で得することができるのは資産を持っている人なので、再分配の対象にはならない筈で、矛盾があります。
また、景気が良くなると金利は自然に上昇するので、「低金利で損する」ということにはならないと思います。ただ一方で、「高金利で得する」ということにもならないです。マイルドインフレの世の中では。
基本的に、不労所得で得をさせようという発想は、社会全体のためになる経済政策を立案できなくなるので賛成できないです。
またそれは、「徹底した競争政策」という考え方と矛盾しますね。
競争政策をすすめるということは、「実際に働く」ということの筈なので、不労所得を得やすいように金利を気にする、という考え方とは両立しないと思います。
金融政策で景気を良くする政策は、経済取引を活発化させる政策ですから、実際に働く人が、働きに見合った生活を送るようになれることを目指すものです。
このへんを誤解している人が今だに多いのは残念です。
マスコミや野党、左翼がプロパガンダを流して誤解させているからなんですが。

これは賛成だなぁ。日本の公務員給与は高すぎます。ほかの先進国並みにしましょう。

これも良い方法ですね。

大学まで無償の国は実際に存在しますからね。ただ、日本の場合、大学の数の整理は必要だと思います。入試があってないような安易な入学者受け入れをしている大学が存在します。
大学側の教育姿勢も問題ですし。
日本の大学は、何の役にも立たない、教授の趣味みたいな授業を受けさせられるのが非常に問題です。
役に立たない学問が行われていても良いのですが、学生の側が選べるようにしてほしいですね。
実学を学びたい人は、実学だとわかるようにシラバスに表示することを義務づけないと、現状の大学教育、特に文系は時間とカネの無駄です。
役にたつことを学ぼうとすると、大学の授業以外の勉強をしなければならないというアホ仕様を変えていただきたいと思います。