フルアーマー枝野に株高のメリットを教える

衆院選:民主・枝野幹事長が来県 1区で候補者の支持訴え /和歌山
毎日新聞 2014年12月06日 地方版
 民主党枝野幸男幹事長が5日、衆院選和歌山1区に立候補している同党前職の候補の演説会で弁士を務めた。和歌山市和歌浦南3の集会所で枝野幹事長は「老後の安心、若者の安定雇用がなければ地域も元気にならない。その声が届く力を大きくしてほしい」と支持を求めた。
 アベノミクスについては「東京の大都会の、株を持っている一部の人だけがもうかっている。地方では正社員になれず、結婚や子育てを諦める若者が増えている。(衆院選後の任期満了までの)4年間、この道でアクセルをふかすことになるとみんなが困る」と批判した。

円安効果で株高がすばらしい勢いで進んでおります。次は18000円台到達かな?
フルアーマーを始めとして、民主党や左翼の人たちは、「株高は一部の人にしか関係ない」というウソ、この人たちはウソしか言いませんが、とにかくウソを撒き散らしています。

高はすべての人々にメリットがある

  1. 年金の運用結果が良くなる
  2. 株式を持っている人が豊かになり、消費を増やす
  3. 株式を持っている銀行のバランスシートが良くなり、貸出を増やしやすくする
  4. 株式を持っている企業のバランスシートが良くなり、おカネが借りやすくなる
  5. 株高になると、その価格で新株を発行するので、よりたくさんのおカネを企業が集められるので、設備投資が行われ易くなる


主な効果はこんな感じ。
ダメな経済論議の特徴は、「経済の相互依存」を無視していること。
お金持ちがよりお金持ちになって消費を増やしたとしても、貧しい人に再分配した結果で消費が増えたとしても、いずれにせよ私たちにとって良いお客さんが増えるということに変わりはありません。
誰かがおカネを使ってくれれば、それは私たちの収入になります。
野党やマスコミ、左翼が言うような、「大企業やお金持ちだけがトクをする」ということにはなりません。
大企業やお金持ちも、普通のサラリーマン・商店街・中小企業と経済取引をして生活しているのですから、仮に大企業やお金持ちがアベノミクスで儲かっているとしても、その取引先である中小企業や普通の働き手にも、経済取引を通じた利益が生じます。
「一つのことだけで全部を語ろうとする」のが、インチキな人たちの特徴ですので、見分けるコツとして役立てていただければと思います。
「一つのこと」というのは、たとえば「実質賃金ガー」とか「円安ガー」とか、そういう論法です。