いっそクルーグマン氏が日銀総裁になれば良い

本誌独占インタビューノーベル経済学者は指摘するポール・クルーグマン「1ドル100円超え、アベよ、これでいいのだ」(週刊現代) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)

日本では大きな戦争でもやらない限り、ハイパーインフレにはならないということは認識しておいたほうがいい。

ハイパーインフレ厨もノーベル賞受賞者の言うことなら信じるでしょう。

アベノミクスで大規模な財政出動をやると財政悪化につながるという批判もあるが、これも現実をきちんと見ていない批判といえるだろう。
 どうしてか。それは安倍首相が大規模な財政出動を唱えても、日本の長期金利は1%未満の水準を超えておらず、政府の借り入れコストはほとんど変化していないことからよくわかる。

日本の財政にはまだ不安を持たれていないということですね。

私はこのアベノミクスを評価している。これこそが日本がデフレから脱却するために必要な処方箋となりうると思っているからだ。そしてこれが成功を収めれば、日本が先進国の中で先んじて、経済低迷から脱する方法を示すことになるだろう。もちろんそれは、世界の経済政策担当者が過去20年間信じてきた原則が間違っていたことが証明される時の訪れも意味するのだ。

つまり世界的に見てもアベノミクスは画期的な試みだということです。
成功すれば、というか邪魔が入らなければ成功するのですが、まさに高橋是清の再来です。

日銀総裁には学者を選ぶのがいいだろう。いままでの世界経済の歴史からいうと、政策に劇的な変化をもたらしたい場合は、中央銀行総裁に学者を使うのがいいと考えられるからだ。ちなみにいえば、米国のFRB(連邦準備制度理事会)議長であるバーナンキイングランド銀行現総裁のマーヴィン・キングも学者である。

日銀の新総裁を誰にするかでこれから大揉めに揉めると思いますが、日本人同士の派閥争いだと収拾がつかないので、日産をゴーン氏が短期に復活させたことを参考にして、クルーグマン氏を総裁にしたら良いとおもいます。
財務省派にも反財務省派にもくみしない、両派閥から出されている条件を全て、つまり学識も国際的知名度もコミュニケーション能力もクルーグマン氏なら大丈夫です。

私はアベノミクスがうまくいくことを望んでいる。日本のためにも、そして世界各国にとってのロールモデルとしても。