「通貨安競争招く」は誤解―米大教授

時事通信 2013/1/24 03:02
 【ダボス時事】元国際通貨基金IMF)調査局長のケネス・ロゴフハーバード大教授は23日、世界経済フォーラム年次会合が開かれているスイス・ダボスでインタビューに応じ、日銀が消費者物価2%上昇を目指すインフレ目標を決めたことについて、デフレ克服に向けた「好ましい長期的な戦略だ」と評価した。その上で、日銀の独立性は政治圧力で損なわれていないと明言。追加金融緩和が世界的な通貨安競争を招くとの見方は「完全な間違い」と否定した。 

ケネス・ロゴフ - Wikipedia