神保・宮台・萱野・小幡がセイントフォーを結成

古いね。
冗談はともかく、経済問題にシロウトである神保・宮台・萱野が経済問題についての無責任な雑談をくっちゃべる低能番組に、「経済学者も入れておかないとさすがにまずいだろう」と思ったのか、よりによって小幡績が登場。
VIDEO NEWS » 2013年、テーマは愛

小幡は間違った自説についての弁明をしてみせよ

小幡は慶応大学の教員であり、大蔵省出身のエリート様であり、経済学の専門家のはずなのですが、どういうわけか経済問題についての奇妙な発言がおおく、その学歴から推測される、高度な学問を修めた頭脳からは到底出てくるはずのないおかしな主張が出てくるので、私も僭越ながら何度も批判させていただいております。
これが直近のもの。
量的緩和は景気を回復させる 2 - Maddercloud
小幡の主張。

だから、ケインズにとっては、金融政策ではなく、財政政策による実需の喚起が必要なのであり、直接、実体経済の需要を生み出し、失業を減らし、所得を増やさないといけないのだ。
バーナンキ議長もだからこそ国債ではなく、MBS資産担保証券)を買い、金融商品を買ったとしても、それが実需を生み出すようなものに絞ってやっている。

私からの批判。

これは単に間違いないし嘘。
QEでは国債を大量に購入しています。
アメリカFRBの金融緩和(QE1・QE2)の内容
データや事実にあたらずに学者が務まるのが世の中なんですね。イージーモードです。何故でしょう。経歴?

で、QE3でも国債の買取が始まってしまいました(^^)

12月12日、FRB米連邦準備制度理事会)はQE3(量的緩和第3弾)の拡大を決めた。月間400億ドルペースのMBS住宅ローン担保証券)購入に加え、米長期国債も同450億ドル購入する。合わせて850億ドルペースへ引き上げるというものだ。
http://diamond.jp/articles/-/29829

金融政策についての小幡の理解がどうも怪しいのはこの辺であり、間違った情報・見解を流したことについての説明をして欲しいのですね。
小幡は「経済学者」なのですから(官僚の別働隊ではなく)、理論や事実に基づいた発言をしているはずなので、その主張と正反対の現実がどうしてこうも出来するのか、解説するのが世間や慶応大学の学生に向けての責任というものでしょう。
神保がこういう流れに無知なのは仕方ありません。
フリージャーナリストという名の政治雑談家ですから。雑談でカネをとるなよ、とは思いますがね。そんなことでは芸人と同じです。

マル激トークオンディマンドの雑文を解析

神保は経済問題にはシロウトの政治活動家ですから、経済問題についてバカな言説を垂れ流すのは仕方のないことなのですけれども、取材なし、理論なし、で間違った考え方を垂れ流すことで世間を混乱させ、しかもカネをとる、という行為は倫理的にきわめて問題があるので、正しく否定されなくてはならないでしょう。

大いに期待する声がある一方で、安倍政権の経済政策に規制緩和や痛みの伴う構造改革などが見当たらないところから、財政出動と金融を柱とするアベノミクスだけでは実体経済面での効果を疑問視する向きもある。

え、規制緩和構造改革を肯定しているのですか?
お前らって小泉路線を批判していなかったですかね。
こういう人たちは、状況によって言を左右するので、あとさきで発言が矛盾してしまうのですよね。
とりあえず神保は規制緩和構造改革路線に賛成なのか反対なのか旗幟鮮明にしていけよ。
私の意見は、規制緩和についてはモノによる、構造改革は何を指すのがよくわからないので、内容をはっきりさせて言え、というものです。
○○についての構造改革、という言い方がなされるべきであって、そうでない単なる「構造改革」論者はゴマカシを意図していると見るようにしています。

小幡氏は安倍首相には運も味方していると言う。実は世界的に景気は回復してきており、日本だけが乗り遅れていた状態にあった。安倍首相の一連の発言がレバレッジ(てこ)になった面はあるが、実際のところ最近の株価の上昇傾向や円安の流れは、アベノミックスと根本的にはあまり関係ないのだという。

この人達の発言は常に曖昧なのですが、「世界的に」ってどこですか。
アメリカの回復であるなら、あれは金融緩和政策の成功によるものですね。その辺の評価もしてほしいところ。
最近の株価上昇・円安は、明らかに安倍発言をきっかけにしています。
安倍発言のあと、他に何の要因もなく急激にあがっているわけでね。
あの時期に、急激な変化をもたらすような良いニュースがありましたか?
ただし、最近の流れはリフレ政策の実現を怪しくしています。
NHKで今日放送した「日曜討論」でも、Twitterによる実況によれば麻生太郎氏が日銀とのアコード締結に否定的であるとか。
これは安倍氏の選挙時の方針とは全く食い違うものなので、その方向でいくならデフレ脱却は難しくなり、有権者に対する誠実さの点でも問題が発生します。

レジュームチェンジの真の目的は何なのか。それはわれわれを本当に今よりも幸せにするのか。そこに愛はあるのか。今年はそんなことを考えていきたい。

根本的な話ですが、「レジューム」って何だよ。
regimeの発音はrəʒi'ːmですよ。
しかも「愛」って。
神保に愛についての心配をしてもらう必要はありません。