デフレ脱却は妨害溢れる苦難の道

早くも正念場、なんてフレーズはTPPなどに使うべきものではなく、デフレ脱却を阻もうとする各界の勢力とのせめぎ合いにこそ使うべきでしょう。
陰湿な足の引っ張り合いに耐えて突破できるかどうか、腰の強さが問われます。
漏れ聞こえてくる噂を聞いていると、本当にデフレを打破するつもりがあるのだろうか、自民党の本流はデフレ継続派が隠然と力を持っているのではないかという懐疑の念が持たれつつあります。
そういった懐疑が市場にも共有されると、インフレ予想はしぼみ、今の円安・株高も力を失います。
安倍政権を「ハネムーン期間」もなしに批判・否定している反日マスコミの思う壺となりましょう。

しかしまぁ、政権発足早々からこの調子では先が思いやられますね。
自民党もまた、官僚・日銀とよろしくやっていればよいという退廃した人々が主流を占める集団なのでしょうか?