【バーナンキ】「絶対の安全」を求めると何もできない

日銀はもちろん、日本人一般が噛み締めるべき言葉でしょうね。
日本人は他人を否定する時に「絶対うまく行く保証があるのか?」というネガティブ満開の発言をよく行いますが、絶対の保証のある行為など一つもないのですから、そんなことを言い始めたら全ての営為が否定されてしまいます。
このへんも仏教国らしからぬ思慮の浅さであり、日本人の仏教とのつきあいかたは石や木を拝んでいた縄文時代と同じだったのでしょう。
日本人はまだ当分のうちはアメリカ人と肩を並べることはできませんね。

「未踏の領域」に突き進むバーナンキ議長−日本の失敗教訓
バーナンキ議長は12日、FRBが「追加的な金融緩和を提供する能力は無制限ではない」と述べた。議長は米プリンストン大学の教授だった2000年1月の論文「日本の金融政策:自己誘発性まひの事例か」(仮訳)の中で、「うまくいくことが完全には保証されていないことを試す」実験の意思が欠けていると日本の金融当局を批判していた。