イギリスの中央銀行総裁がカナダ人に

全然問題ないですねぇ。
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-ME3Q2Q6TTDTT01.html

イングランド銀行(英中央銀行)の次期総裁に、予想に反してカナダ銀行(中銀)のカーニー総裁が指名された。
【中略】
カーニー氏は米ハーバード大学で経済学の学位を得た後、英オックスフォード大学で博士号を取得した。2008年2月からカナダ銀行総裁の座にある。

中央銀行の総裁は博士号を持っているくらいの人材でないと務まらないものなのです。
バーナンキ氏もプリンストン大学教授であった方で、世界恐慌研究の第一人者です。
総裁でなくても同じ様な知的水準が要求されます。
しかしながら、我らが日銀総裁は戦後13人いますが、そのうち9人は法学部出身です。
ということはつまり、金融の専門家どころか勉強すらしたことのない人間が金融政策の長であるのが普通であったわけです。
日本の金融政策がパッパラパーであり、日銀に媚びる政治家やマスコミの金融政策への評価能力が無に等しいのは当然のことです。
金融政策について無知であることがスタンダードであり続けているのですから。
日本もまた、優秀な外国人を中銀総裁として迎え入れるべきでしょう。