安住氏には節度がない

NHKから国会議員と、常に国民から収奪したカネで左うちわの生活を送ってきた安住氏らしく、まともに思考した経験のないことを露呈しております。

無制限緩和論を批判=安住氏【12衆院選
時事通信 11月23日(金)20時50分配信
 安住淳民主党幹事長代行は23日、北九州市で街頭演説し、自民党安倍晋三総裁がデフレ対策として無制限の金融緩和を主張していることに関し、「無尽蔵にお金を出してデフレ脱却する。そんな人を首相にして大丈夫か」と批判した。

無制限にやるのが良いに決まっているではありませんか。
逆に訊きたいのですが、デフレを脱却するのには幾らの金融緩和をしたら良いのですか?
額が言えますか?
制限された金融緩和、つまり額を予め決めた緩和策でデフレが終わるなら、今すぐやればよいではありませんか。
何故やらないのですか?
無制限の金融緩和を否定する人たちは論理性が欠落しています。
2%のマイルドインフレを達成するのに必要な額は、時や場所、その他の条件で変わるものなのですから、一概に決められる筈がないのです。
日本は仏教文化が古くから伝来している社会でありながら、お釈迦様が教えて下さった内容には全く無頓着な、単なる偶像崇拝アニミズム民族ですね。
物事には関係があるのであり、実体はないのだ、という縁起説あるいは空の思想を知っていれば、金融緩和政策における、我々の直感に反する部分への理解もしやすくなるのですが。
関心が惹かれた方は量子力学の二重スリット実験なども参照なさると良いでしょう。仏陀の無限の視野に驚愕することになります。
トンデモ扱いするでしょうが、騙されたと思ってググってごらんなさい。
それはともかく、金融政策に限ったことではありませんが、何か目標を達成したいと思う時に、前もって「これだけやれば充分」なんてことはあり得ません。
やる前から何故分かるの。
分かるのはやった後でしょう。
例えば、「数学のテストで80点とりたい」という人が、「ま、計算から標準問題までやっておけば取れるだろう」と言ったとしたらどう思いますか?
「そんな保証がどこにあるんだ?」と思いませんか。
比喩でばかり考えるのは良いことではありませんが、2%のインフレ目標を達成するために無制限緩和が必要、という主張の方が、実は論理的・合理的であることは何となく感じてもらえるのではないでしょうか。