分かっていないことでも書き飛ばすのが朝日新聞

嘘つきでないと務まらないと思います。

「金融右翼」が円を卑しめる
http://diamond.jp/articles/-/28308

「金融右翼」って何よ。
よっぽど安倍晋三総裁が嫌いなのでしょうが、右翼呼ばわりは失礼ですね。言論の自由を盾にとって他者を侮辱し放題ですね。長年大手メディアにいると傲慢な人格になってしまうのです。

一連の発言は、近代国家が行き着いた「中央銀行の政治的独立」という大原則を頭から否定するものだ。

そんな大原則はありません。ウソはダメですよ。
完全に政治的に独立してしまったら民主政に反してしまいます。
裁判所ですら完全には独立していないのですから。今の日銀のように何の責任もとらずに大きな権限と高い待遇を受けているのは異常な状態です。
バーナンキ氏も「中央銀行の目的は政府や議会が決めるべきだ」と発言しています。日銀はFRBと政策枠組みが同じであると自分で言っているのですから、FRBの真似をするべきでしょう。

財政難に陥った政府が、輪転機をフル回転して「ハイパーインフレ」と呼ばれるすさまじい物価上昇を招いた例は、世界にいくらでもある。

安倍総裁の主張する金融緩和はデフレ脱却のためです。日本はまだ国債が低金利で消化できているのですから、財源のためにカネを刷れなどと言う必要がありません。

「通貨発行を政府から切り離す」ことは、中国のような独裁国家は別だが、先進国で当たり前のことになっている。

金融政策では中国の方が日銀より上手です。中国の方が何故か資本主義の運営が上手いという面白現象が出来しています。

小泉純一郎首相は消費増税には消極的で、規制緩和と金融緩和で景気を拡大させる、という新自由主義がもてはやされた。

金融緩和が新自由主義?では金融引締めは何主義なんですか。
デタラメですねぇ。意図的なデタラメ。
「どうせ読者はこんな話わかりゃしないからデタラメを吹き込んでやれ」という悪意に満ちた発言です。
こんなのが大手メディアのお偉いさんだったのですね。
安倍総裁は公共事業も活用すると発言しているのですから、新自由主義であるわけないでしょう。
適当だなあ。

日銀の白川方明総裁が「やってはいけないことの1番目に上げられていることだ」と反論した。「一般論として」と条件を付けているが、中央銀行総裁が首相になるであろう人物の発言に真っ向から異を唱える、という事態なのだ。

日本は自由な国なので誰が何を言っても自由ですけれども、日銀総裁は国民から信託された立場ではないのですから、国民の負託を受けた国会議員に噛み付くのがそんなに素晴らしいこととも思わないですけどね。
白川総裁は安倍総裁を信任した国民の意向にも噛み付いた、という解釈ができないこともありません。まぁ屁理屈気味ですけれども。

国債が大量に発行されながら、国債の暴落が起きていないのは、庶民の預金が銀行を通じて国債に化けている、という日本の特有の事情がある。国の巨額の借金は国民の膨大な貯蓄が支える、という構造があるから、まだ何とかなっている。だが、日銀が輪転機を回してお札を刷って国債を買うようになったら「円」の信用は急速に失われる。

急速には失われないよ。
急速になるという根拠を示す義務がありますよ。
円の信用は少し失われます。
その結果円安になり、輸出が伸びます。

ましてや、その国債で公共事業をバンバンやれば、日銀が赤字国債を無制限に引き受けて戦争を遂行したあの頃の二の舞になりかねない。

この人、15年くらい前にも全く同じことを書いていました。
よく覚えているよ〜。
15年間まったく成長しなかった証拠ですね。無知蒙昧なまま馬齢を重ねたというわけです。
バンバンやる、などと品のない表現をしていますがバンバンやるなどと誰が言ったのですか。勝手に話を作らないで下さい。
年20兆円の公共事業は過去にもあったくらいの水準ですし、安倍総裁のお話では20兆円には民間の活動も含まれるそうですよ。
下調べしてから記事を書きましょう。「ジャーナリスト」なんでしょ?

安倍総裁が言う「輪転機を回してお札を無制限に刷る」という政策は、「通貨を卑しめる政策」で、絶対にやってはいけないこと、とされてきた。

安倍総裁はそんな事は仰っていませんよ。他人の発言として捏造して非難するという方法を反リフレ派は共有していますが、どうしてそのような共通性があるのでしょう。
不思議でしかたありませんが、こういう嘘つきが何の責任も問われないというのは問題があると思います。
安倍総裁が言うのは2%のインフレ目標を達成する金融政策なのですから、緩和の一方向ではありません。
この筆者は当然のことながらインフレ目標を理解していませんし、理解する能力も欠落しています。
これから衰える一方ですね、無制限に。

3%のインフレ目標のはずが、天井知らずの物価高と国債の暴落を招く、という日が来ないといえるのか。

言える。
インフレ目標採用国は世界に25カ国ほどあります。
そのようなことも調べないで記事を書く。ああ、無知無能。

以前だったら一蹴されている「国債の日銀引き受け」を政党の代表が堂々と叫ぶ背後には、「失業者が増えるデフレより、バブルだろうとなんだろうと、好景気がいい」というインフレ願望が潜んでいる。

潜んでいないです。
どうしてこの手の人たちは他人の考えを勝手に妄想するのでしょう。
そして妄想に基いて発言したり判断したりするのでしょう。
気味の悪い連中です。
リフレ派が求めるのはマイルドインフレであり、バブルではありません。
バブルを副作用なく抑止する方法は今のところないと思いますが、バブル崩壊の悪影響はよく認識しています。この筆者のような不勉強人間とは違います。

欧州ではネオナチが拝外主義と結びつき、米国では「強いアメリカ」を叫びながら低所得者への支援を拒否するティーパーティーが一定の力を得ている。

オバマ氏が勝ったじゃないですか。
この筆者の言い分と現実との不整合ぶりが酷いです。
何か悩みでもあるのでしょうか。

ネット右翼」が「金融右翼」を生み、「インフレ目標」「輪転機を回せ」と声高に叫ぶ時代にならない、と誰がいえるだろうか。

失礼だな、こいつ。
インフレ目標と右翼とどういう関係にあるのか説明しなさい。
インフレ目標=右翼思想という印象付けをしたい記事なのですね。
こいつ許せねぇ。毎日新聞と同等の敵として認定する。

安倍新首相が打ち出の小槌を握るという事態だけは、避けたいものだ。

そんな無思慮なことはしませんよ。無思慮なのは、この筆者。
中央銀行に手段の独立性は与えると明言していますし、それが世界標準です。