歓楽を求めすぎる陥穽

一気飲みで死亡、という記事は久しぶりに見た気がします。今でもコンスタントに起こっているのでしょうか。

慶大男子学生「一気飲み」で死亡…サークル解散読売新聞 10月25日(木)6時53分配信
 慶応大の男子学生が今年6月、テニスサークルの懇親会で飲酒し、翌日死亡していたことが24日わかった。
 「一気飲み」を繰り返したことによる急性アルコール中毒とみられ、慶応大は今月9日付で、このサークルを解散処分とした。同大によると、死亡した学生は成人。6月27日夜、所属する大学公認サークルの懇親会で、参加者同士で互いにあおりながら飲酒を続けていた。未成年の学生もいたという。
 同大は、学生たちから事情を聞くなどしたが、死亡した学生への飲酒の強要については確認できなかったという。同大広報室は「二度とこのようなことがないよう、全学生に周知徹底した」としている。
最終更新:10月25日(木)6時53分

慶応にまで入っておきながら、これでは親は泣くに泣けません。歓楽を求めること、特に「友達」とワイワイ楽しくやることにプラスの価値を置きすぎる社会なのではないかという気がします。
「友達」は確かにいいものではありますが、人によっては自分のペースを崩す原因になる存在でもあります。
人の中で上手くやっていける人というのは意外にエゴイスティックで神経が太い人であって、他者の意向にすぐに流される人にとっては他人は危険なものになりがちです。それが日常的な場面であっても。良い例はルーマニアで女子大生が殺された事件ですね。
リア充として生きるのは大事なことではあるのですけれども、人間に善しかみないのは危ないですね。自分の安全は他人任せにしたらダメです。「友達」も他人ですし。