生活保護は削る必要なし

この記事をおかずにして、
「使えるお金1日1000円しかない」 生活保護受給者の発言に異論 : J-CASTニュース
生活保護叩きが2ちゃんねるで不自然に盛り上がっているわけですが、生活保護を削る必要なんて全くありません。削ったら自殺者が増えるわ不況が悪化するわで良いことは何一つありません。
日本の生活保護の問題点は、「働くことを邪魔する」という点にあるのであって、「働けばもっと貰える」という制度にするべきでしょう。
自分が働いて得たお金プラス生活保護で、月に25万円くらいになるような制度が人道的です。
働いて得たお金が月に20万円しかない、という人も昨今では珍しくありませんが、これでは将来への展望が持てませんから、国が5万円補助すべきだと思います。
国が5万円補助するというのは勿論、私たちが貧しい人々へ所得移転するということですけれども、それは結局は私たちのためになります。
所得移転を受けた人たちが消費すれば私たちの勤める会社の売上が伸びるのですし、その人たちが貯金すれば銀行が貸出をしたり、国債を消化したりするお金になります。
そしてその人達が安定した社会生活を送ったり、子供に教育を受けさせたりすることを通じて、日本社会を良い状態に保つことができるのです。
弱者を叩いて悦に入る人たちは、私たちが同じ日本人なのだということを今一度思い起こすべきだろうと思います。