TPPの内容がわからないのはアメリカも同じ。

  • 交渉が開始された時点で終結時の内容がわかるはずがない。それはGATTウルグアイ・ラウンドでも同じだった。
  • アメリカでは知的財産分野・貿易と労働・環境といった分野で国内対立があるので、アメリカの提案をまとめることすらできていない。
  • アメリカだけがゴリ押しすることはできない。米韓FTAで牛肉輸入条件の大幅緩和に対して抗議運動が行われたのを受けて、緩和の合意が撤回された。
  • TPPは二国間協議と違い、アメリカが日本に要求したことはそのままアメリカにも跳ね返ってくる。日本だけ損することはない。