やるべきことをやってから増税を議論してください。
増税一直線の野田政権に告ぐ増税に代わる財源を示そう | 高橋洋一の俗論を撃つ! | ダイヤモンド・オンライン
以下、まとめ。
- 今年度予算の日銀引受枠30兆円を利用。現行の特会予算総則の範囲内でやれるので市中金利の上昇はない。
- この日銀引受は毎年行われている。この程度ならインフレのおそれがないという判断。しかし安住財務大臣はこの事実すら知らないらしい。
- 日銀引受を行うと通貨発行益が増え、日銀納付金として将来の税外収入が増える。記念通貨発行は毎年行われており、税外収入が予算計上されている。
- 今年度の日銀引受枠は18兆円残っており、これを活用するなら法律をいじる必要がない。財源問題・円高問題・デフレ問題にプラスの影響がある。
- 国債整理基金特別会計の10兆円を利用する方法もある。今年度の償還費10兆円を3次補正予算の財源にすればよい。この措置は過去に11回行っており、政府はそれで問題ないと答えてきている。
- そして、デフレを克服して名目GDP成長率が上がれば税収があがる。