BBC番組がいかに二重被爆者を取り上げたか

ダイヤモンド・オンライン
前略
こうした事態を受けてBBCと番組制作会社が連名で謝罪。内容はこうです。

「気分を害された方々に謝罪します。QIは番組で取り上げる人や話題に関して誰かを不快にさせるつもりなど決してありません。しかし今回の場合、日本の視聴者にとってセンシティブな題材である以上、番組で扱うのはふさわしくないと日本の人たちが感じた理由は理解します。
中略
ことの顛末を知った多くのイギリス人は「なぜ謝罪?」、「何が問題なんだ?」と感じている。実を言えば私のイギリス人の知り合いたち、そしてネット上でやりとりするイギリス人の多くも、「なんでそんなに怒るの?」という反応でした。ことさらに保守でも、もちろん反日的でもないのに。「日本人が原爆でつらい思いをしたのはよく分かるけど、でもあの番組が笑っていたのは、日本の鉄道のすごさとイギリスの鉄道の駄目さ加減だったのに」と当惑していました。 まさに、『タイムズ』紙の取材にロンドンの日本大使館が答えたのと同じことです。
後略

この番組での笑いは、「日本人の律儀さに比べて俺たちんとこの鉄道の駄目さといったら・・・」という点に向けられていたらしいんですけど、日本のメディアは何故だか一斉にイギリス人(もちろん欧米人)が二重被爆者を嘲笑した、というストーリーで報道しましたねぇ。
日本のメディアは高学歴の人たちばかりですから英語が分かる人はごろごろ居るはずだし、わからなきゃ通訳を雇って内容確認できたと思うんですけど、やらないんですよね。なんで?
まあサッカー場の写真の確認もやらずに何百万人に向けて気軽に放送するくらいですから英語を聞き取るなんて荷が重かったのかもしれません。
んー、気がついてみたらなんか今日のエントリはイギリスとか欧米人への反感を煽るとか情報操作とかそんな話ばかりでまとまったしまいましたねぇ。偶然でしょうけど。
偶然の関係ない事柄を関係あるように思っちゃうのは「関係妄想」と言うんでしたっけ。
気をつけよう…キチガイだと思われたら社会的に排除されちゃうもんね。