虫と同列の人間。

虫にとっても有害な物質は人間にとっても有害だ、という出鱈目を相変わらず垂れ流している人がいますが、反省しませんね。
自分への批判を完全にシカトして、自分の主張だけを声高に反復する態度を見ていると意図的にやっているのだな、もともと何らかの政治的目的をもって表現活動をしているのだな、ということが強く推測されます。
他の生物にとって有害でも人間にはなんとも無い物質なんて珍しくありません。
例えば犬や猫にタマネギを食べさせると貧血を起こして、稀に死亡するといわれています。
昆虫より犬猫の方が人間に近いでしょうから、タマネギは農薬より強力な毒物ということになるのでしょうか。
「虫に有害=人間にも有害」論を唱える人はタマネギを恐れて忌避してお料理しているんですかね。
その辺はっきりせーよ、とか思いますが、どうせ答えないでしょう。
日本で農薬がさかんに使われるようになって何十年もたっていますが、日本は相変わらず、世界で1、2位を争う長寿国です。
日本には100歳以上のお年寄りが3万人以上おり、この方々は50年以上農薬まみれの食物を食べ続けていますが、問題なく生きています。
この辺もどう説明するのでしょうか。
農薬がなければ稲なら30%程度、桃やリンゴなら100%とれないという報告もあります。
農薬の基礎知識 詳細:農林水産省
農薬全否定論者は、日本の食を大混乱に導きたいのではないかと私などは邪推してしまいます。
まあ日本は公営放送からして、「無農薬でリンゴがとれた」とかいう極めて例外的で第三者による検証も不十分な事例を感動番組にして大々的に放送してしまう社会ですからねえ。関連本もどかどか出てますし。
無責任だと思いますね。