侍の精神とキリスト教

http://newsblaze.com/story/20071003083835tsop.np/newsblaze/BOOKPUBL/Book-Publishing.html
外国人の方がやっている某ブログで言及されていましたので。

アメリカのエンターテイメントにおいて日本の文化がより目立つようになるにつれて、神秘的で畏怖をよびおこす侍の物語が西洋世界で知られるようになってきている。「キリスト教徒の侍の道:キリストに仕える戦士のための思想」は本物の侍の助言や物語がいかに現代のキリスト教徒に役に立ちうるかを探究している。

キリスト教徒として、我々はジーザス・クライストの僕・戦士と呼ばれる。侍はまさに「仕える者」を意味し、封建時代の熟練した戦士であり、主君への奉公にすべてを捧げ、主君のために命をすすんで犠牲にしさえした。キリスト教徒もまた、十字架を携えて神に従い、神のために命を捧げるために召される。

侍とその生き方はアメリカで人気が上昇している日本のアニメや漫画ですでに広まっており、アメリカではもっと華やかな扱いを受けようとしている。最近ABCでは「サムライ・ガール」というテレビドラマを放送すると発表しており、1954年の古典・「七人の侍」のリメイクが進行中とのことである。
侍に関する空想的な伝説や物語はあふれんばかりに存在するが、「キリスト教徒の侍」は日本の封建時代に書かれた本物の侍の覚書・随筆・書物などの一次資料を引用している。

恐怖を克服することから、他者に助言を与えること、主君に仕えること、そして自己犠牲にわたるあらゆる事柄に関する侍たちのアドバイスは現代のキリスト教徒の人生に応用できる。

著者のポール・ノワクは古の奉仕者としての戦士の助言を探究し、侍の書物から抽出した教えが、いかに聖書に見出されるキリスト教徒の教えと関係しているかに目を向けさせている。

この本は侍や日本の文化の価値観に興味をひかれたキリスト教徒や聖書の理想を説明する逸話を探している牧師や精神指導者へのへの比類ない情報源である。