筋肉って素晴らしい


Supersize Me ならぬSupersize Sheというドキュメンタリーが作られたそうな。
Joanna Thomas - Wikipedia
でも、Joanna Thomas ならこの頃がベスト。

Joanna Thomas - Wikipedia

ジョアンナ・トーマスは女性の職業的ボディビルダー。現在、フロリダ州フォートローダーデール在住。

ジョアンナ・トーマスは1976年12月12日イギリスのコーンウェルのトルローで生まれた。彼女の家に滞在していた大学生のボディビル雑誌を見た14歳のころにボディビルに興味を抱いた。
彼女は子供のころから慢性的に喘息であり、小さいころは激しい運動の一切ができなかった一方、雑誌でみた女性たちのようになりたいという刺激を受けた。ジョアンナはとても内気で、ボディビルダーになろうとすることに不安を感じないでいられるようになるまで、それを実行に移そうとしなかった。
3ヶ月後、48.5kgの体重だった若きトーマスは、近くのジムに行き、ジムの経営者の助けを借りてトレーニングをし始めた。彼は彼女にトレーニング計画を授けた。彼女はその計画を2年間にわたり実行して41.3kgにまで体重を減らした。
17歳を越えるころ、トーマスにとってボディビルディングはライフスタイルになっており、それは彼女の姉も同じだった。姉のニコラもジョアンナと同じくボディビルダーになるべく刺激を受けていたのだ。このころまでに、ジョアンナは競技者としてボディビルを行うことを決意しており、その世界でプロになることを視野に入れていた。
17歳から20歳の間、英国選手権で優勝することを目標にして、プロになるべく試合に出場した。1997年、20歳の時、彼女は選手権で3位に入った。その試合では姉のニコラが総合優勝をした初の軽量級王者となり、プロの資格を得た(ニコラはプロとしては競技せずに引退)。ジョアンナは1998年に英国選手権で優勝し、世界最年少でプロの資格を得た。
その時点でジョアンナはプロとして成功するために大幅な肉体改良が必要であると感じており、2001年まで試合に出場しなかった。この期間トーマスは2年間のトレーニング課程を終えたが、ボディビルへの集中によって学校教育を後に残すことになった
この時期にジョアンナは国際ボディビル連盟の試合に出場するために米国に渡った。彼女は2001年のジャン・タナ・クラッシクに出場して軽量級で優勝した。その年は総合優勝者が出ず、ジョアンナはほかの階級で優勝した者と王座をわかちあった。これがジョアンナにとってプロとしての初の勝利となった。このことは彼女にとっての最初のミズ・オリンピアへの資格を与えることにもなった。彼女は軽量級で10位になった。後に彼女は2003年のミズ・オリンピアの資格を再び得ることに心を集中させ始めた。
そしてトーマスはより良い競技をするための肉体の改造に関心をもち、試合を休むことにした。2005年にジョアンナはイギリスの5チャンネルによる「スーパーサイズ・シー」という1時間のドキュメンタリーで特集され、それは米国の「ラーニング・チャンネル」で放送された。この番組は2004年のミズ・オリンピアのためのトレーニングを追ったものだった。
そのドキュメンタリーでは彼女の人生、ボディビルダーおよびヌード・モデルになるという彼女の決意への両親の感情、厳しい減量、そしてプロとして払わなくてはならない代償と情熱が語られていた。
そのドキュメンタリーは英国と米国で高い視聴率をとり、大きな成功を収めた。これによって彼女は故郷とアメリカにおいてけっこうな知名度を得た。
Robert Kennedy's MuscleMag Internationalの小さな記事の中で、ジョアンナはドキュメンタリーに出たあとのちょっとした有名ぶりを語っている。ドキュメンタリーを見た人々に路上で見つかり、サインを求められたとのこと。現在、トーマスは恋人のマイルズと共にフロリダのフォートローダーデールに住み、近い将来試合に出るための肉体強化に励んでいる。

この人のウェブ・サイトは、まあハッキリ言ってアダルトなんですけど、それが唯一の収入源とか。大変やのう。
女性ボディビルダーの場合、トップで活躍する人もほとんどがヌードになっていますね。世界は厳しいところであります。大金が儲けられないマイナー・スポーツとメジャーなスポーツの差は、日本で問題になっている格差どころじゃないです。払っている努力に大差はなくても、その境遇は雲泥の差。それでもやり続けるところが日本人とは違うところだよなあ。
というか、日本の場合はボディビルダーをしながらいい仕事をしている人が割りといるんですよね。国会議員の秘書をやっている例もありますし。日本のボディビルダーはプロじゃないのかな?プロではないと逆に普通の仕事につく余裕があるのかもしれません。