2015年もうすぐ終了

今年の日本経済は、まずまず巡航した感じでした。
消費税の影響で消費は低迷したままですが、GDPは2013年の水準まで戻り、今後のマイナス要因は中国くらいなので、じわじわ回復が続くのだろうと思います。
原油価格はさらに低下する可能性がありますし、失業率はおそらく2%台に突入するでしょう。アメリカ経済は好調、ユーロ圏も金融緩和していますから、経済が盛り上がる素地があります。
また、来年は選挙イヤーですから、日銀の追加緩和もあるんじゃないかと思います。春ぐらいに追加緩和して、夏の選挙を盛り上げるのでは?
もちろん、公式に日銀がそのように言うことはありませんが。
2017年の消費再増税はするべきではないと思いますが、まぁおそらくは実施されるでしょう。
2016年中に、できる限り景気を良くしておくことが重要だと思います。
安倍政権は残りの期間で憲法改正に道筋をつけるか、できれば何条かは国民投票までこぎつけたいと考えているのではないでしょうか。
この間の従軍慰安婦問題の「解決」を見ても、中国シフトがメインテーマになっているようですし。
この対策を進捗させるために、国内ではできる限り諸事無難にやりすごしたいと考えていると思いますので、構造改革はほとんど行われないでしょう。建前上は「やっている」ことになったり、「批判」が出たりするでしょうが、期待薄です。
あれもこれもやるのは無理なので、仕方ないことです。
アベノミクスの効果は金融政策だけに留まりそうですが、それだけでも歴史的な偉業ですから、その他の面では2018年の任期終了まで期待しないことにしました。
ただ、個人的に2015年は構造改革、つまりミクロ政策の重要性に気づくことができた年なので、構造改革についてのエントリを挙げていきたいと思います。

ーターヘッドのレミー・キルミスター死去


ついこの間のニュースですが、レミーが亡くなってしまいましたね。
最近までツアーをやっていたとのことで、最期まで音楽活動に励んで人生を全うしたわけですから、まさしくロックンローラーの生き様でした。
モーターヘッドは活動停止するそうですが、メンバーにとってもファンにとっても、レミーなしのモーターヘッドは有り得ませんからね・・・
潔く、妥当な決断だと思います。
すべてのことには終わりがあるわけで、偉大なロックンロールバンドの終焉も受け入れて、時の流れにしたがって参りましょう。