消費増税は金持ち優遇へのシフト

そこまで言って委員会」での櫻井よしこ氏の発言。

慰安婦や虐殺の話題で中韓を批判して見せたあとの消費増税賛成という流れは、民族主義を悪用して誤った経済政策への支持を広げようという手法。
イデオロギーに一生懸命になると、こういう悪辣な手にやられてしまいます。
櫻井氏は、「法人税所得税の徴収漏れがあるから消費税で賄おう」という発言をしていますが、これはつまり、金持ちが税金逃れをしているのを放置して、貧しい人に不利な消費税で穴埋めしよう、というものですから、櫻井氏が民族主義者を偽装しても、本音では一般の日本国民の生活など知ったことか、と考えている本音が透けて見えます。
この番組に同席している中田宏氏や稲田朋美氏も同類項。
民族主義にとらわれていると、本音では自国の庶民をバカにしきっている、これらの鼻持ちならない金持ちに利用・動員されることになります。
チャンネル桜的「民族のプライド」がいかに有害であるかが分かることでしょう。