金融政策は普通に順調(2015/9/26)
- アーティスト: アーロン・エッカート
- 出版社/メーカー: ギャガ
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エネルギーコストが低下してコアCPIが下がっていますが、食品とエネルギーを除いたコアコアCPIは上がっていますから、ダメどころか理想的な状況でしょう。
エネルギーコストが下がった一方、経済活動が活発になってきたという意味なんですから。
コアCPIが下がって問題なのは、アンチ安倍政権の人々が、「異次元緩和は失敗した」とプロパガンダして、国民がそれを信じてしまうかもしれないこと。
こういうやつ。
「異次元緩和」振り出しに=物価、再びマイナス
時事通信 9月25日(金)19時0分配信
8月の消費者物価指数(除く生鮮食品)は、前年同月比0.1%下落し、日銀が量的・質的金融緩和に踏み切った2013年4月以来のマイナスに転じた。日銀の大規模緩和開始後、物価は順調に上昇基調をたどってきたが、昨年夏以降の原油価格の大幅下落をきっかけに変調。ついに緩和効果は吹き飛び、2%の物価上昇を目指す日銀の「異次元緩和」は振り出しに戻った格好だ。
安保法制がらみでウソ八百を並べ立てたら政権の支持率が落ちたことに味をしめて、経済でもおんなじ事をやってやろうと考えているのだと思います。
こういうプロパガンダが広まらなければ、日銀は内心では今の状況がうまくいっていると考えているはずですから、むしろ自信を深めているところでしょう。
ただ、追加緩和が必要かどうかが良く分からない部分。
為替レートが安く、コアコアCPIも上がっている状況で追加緩和が必要かと問われると、判断に悩むんじゃないでしょうか。
個人的にはどんどんやってほしいと思っているので歓迎ですけど。
インフレに対する上記記事に挙げたようなおかしな理解は時事通信くらいなもんだろうと思っていたのですが、そうでもないようなんですよね。
かなり意外。
それとも私の理解がおかしいのかな?