反戦の新聞は、消費増税にも反対するべき
本日は終戦記念日ということで、左派の新聞を中心として反戦記事が数多く見られます。
私も一般国民ですから、もちろん戦争には反対です。
戦争になったら戦闘に参加させられる、空爆されるのは私たちのような一般人なのですから当然です。
ただ、同じ意味で集団的自衛権には賛成なんですけれども。
過去を振り返ると、太平洋戦争(と日中戦争)のようにムチャクチャに失敗した例を除けば、日本が手を染めた戦争で10万人を超える戦死者を出したものは日露戦争だけです。
先日鑑賞して実に面白かった「るろうに剣心」に出てくる戊辰戦争なんて戦死者は5000人程度ですから、アメリカの南北戦争のような激烈な内戦ではなかったわけです。
(それにしても、映画のなかの剣心は鳥羽伏見の戦いで剣をおいたとのことですから、緒戦で人斬りを止めてしまったんですね。これまでのアニメでは維新まで戦ったような描写でしたが)
そのことと、97年の消費増税以降、自殺者が10万人以上増加していることを考え合わせると、内政の失敗は戦争並みの被害を一般国民にもたらすことがわかります。
日本の左派新聞が、本当に一般国民の生活や生命のことをおもんぱかって戦争に反対しているのであれば、同じ理由で消費増税にも反対するべきでしょう。
しかし、実際には右派も左派も、新聞は大体は消費税に賛成しちゃっていますね。
はなはだしい矛盾だと思います。