コメの価格支持政策は、農協支持政策

コメの価格を高く維持する政策は全くいただけません。

農水省、過剰米の買い上げ検討
TBS系(JNN) 11月29日(金)10時16分配信
 主食用のコメの価格下落を防ぐため、農林水産省は来年のコメの生産調整=減反を過去最大規模で行うことを決めました。また、生産者が拠出する基金を使った過剰米の買い上げの検討にも入りました。

過去最大規模の減反政策を実施するなど、経済の効率化に真っ向から反対するつもりですね、農水省と農協は。
コメの高価格を維持し、消費者の負担のもとに農協のようなレントシーカーを守っているわけです。
どんな貧乏な人でも高いコメを買って、農協・天下り族議員を支えなければならない構図は、消費増税と同じです。
生活に否応なく必要なコメを買うだけで、貧乏な人ほど重い負担をかけられるという不正なシステム。
浜田参与の新刊でも指摘されていましたが、コメを不当に保護する政策を止めることで、効率化した経済の恩恵を広い範囲の国民が享受できます。
一部のものを保護するための「食の安全保障」といった、ナショナリズムを悪用したレトリックを否定しなければならないですね。

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