真顔の西田昌司が消費増税礼賛
徹底した真顔で何一つ真実のない話をする姿がとても気持ち悪い西田昌司の動画です。
宮台や萱野の話についても考えたことですが、人の話を耳で聞いていると、相当にデタラメな話であっても、ところどころにもっともらしい言葉遣いがなされていると、問題視しないで聞き流してしまうという不思議な性質が人間にはあります。
「こいつの話にはなにか違和感があるな…」と思ったら、メモを取るのが騙されないために必要なことかもしれません。
- デフレの原因は政府予算を削ったから。法人減税、所得減税をやりすぎた。
- それによって国民消費が減った。
- 消費増税を不況下でやるべきではないと学問的にはいえるが、では将来消費増税を行うことがしっかり担保できるかどうかが問題。
- 企業にカネを回せば経済が良くなるという新自由主義を信じて、減税が先行してきた。減税した結果デフレになった。
- 企業に対してはかなり減税をしている。
- 税収が下がったのは減税のせい。それでも企業は海外に出てしまう。それは海外の方が経済のパイが大きいから。
- 投資減税には賛成だが、投資を国内で実行させるためには、法人税を上げなくてはならない。
- そのようにすると、法人税を納めたくない企業が思い切り投資する。
- 法人税を下げてしまうと、低い税率なら払ってもよいという企業は、投資減税したとしても、投資をしなくなる。
- 投資減税も法人減税も企業がよろこぶ政策だが、企業が喜ぶためにやるのではなく、それが投資や雇用につながるような政策を考えているのだ。
- デフレの原因は新自由主義に基づく減税である。
- 消費増税をやめろという人間は新自由主義者である。
ここまでバカな話には反論も容易だと思いますので、西田を批判するネタとしてご自由にお使いください。
私も今後、折りにふれて蒸し返してやろうと思います。