各種の経済指標が好転

実体経済の好転の始まりを示唆する数字があがっています。

実質GDP、年率4.1%増に上方修正 1〜3月期
2013/6/10 11:08
 内閣府が10日発表した2013年1〜3月期の国内総生産(GDP)改定値は、物価変動の影響を除いた実質で前期比1.0%増、年率換算で4.1%増となった。5月に公表した速報値(0.9%増、年率3.5%増)から上方修正した。好調な生産を背景に、民間在庫品や設備投資の改定値が速報値を上回ったことが主因だ。

資産市場の好転から実体経済を好転させる経路がはたらいています。
しかし、まだまだデフレではあります。

改定値は、速報値の公表後に明らかになった法人企業統計などのデータを使って推計し直した。民間調査機関予測の中心値(年率換算3.5%増)を上回った。生活実感に近い名目GDPは前期比0.6%増、年率換算で2.2%増となり、速報値の0.4%増、1.5%増を上回った。

名目GDP成長率が4%になってほしいです。
ともあれ、生産と雇用の増加が先行し、物価の上昇は結果であるというリフレーション理論を証明した格好になっています。
「生産や雇用が増えずに物価だけ上がる」といった論難は事実によって否定されていることになります。