「財政制度等審議会」に教えてあげましょう

「ウソも100回言えば…」式に、何度も否定された「懸念」を財政制度等審議会が言っております。
こうやってマスコミを使って印象付けに励むのでしょうが、金利が上がっていたり、株価が下がっていたりするタイミングでこういうコメントが出てくるところは不審ですよね。
どうしてそうグッドタイミングなのですか?

財務相の諮問機関「財政制度等審議会」は27日、財政再建のための報告書をまとめ、麻生太郎財務相に提出した。日本銀行が金融緩和のために大量の国債を買っているのに甘えて政府が野放図に借金をふくらませれば、「国債の信用が失われて長期金利が急上昇しかねない」と警鐘を鳴らした。

「政府が野放図に借金をふくらませている」のはその通りだと思うので、官僚や天下りや業界団体などの既得権益が公金を貪るのをやめてほしいと思いますが、日銀が延々と国債を買い続けることはありません。
インフレ目標がありますから。
そこが上限です。
日銀の金融緩和で国債の信用が失われるおそれはありません。
「警鐘」など不要です。