値上げラッシュでも生活は苦しくならない

誰も苦しくなりません。
庶民だろうが貧乏人だろうが、だーれも苦しくなりません。
マスコミはこのところ「物価と価格を混同させる」という戦術で一点突破を図ってきていますから、何度目かわかりませんが否定しておきましょう。
デフレとは「物価の継続的下落」のことです。
一部の物品の価格の動向とは違います。
物価をわかりやすくいえば、「生計費全体」のことです。
このへんの定義については岩田規久男副総裁の動画がお勧めです。
未来ビジョン130『岩田規久男、日銀インフレ目標の功罪』 - Maddercloud
リフレーション関連本はこのところ出版ラッシュですから、私は端から買って読まなくてはならないのですが、この間出された岩田副総裁の著作も良いですよ。

リフレは正しい アベノミクスで復活する日本経済

リフレは正しい アベノミクスで復活する日本経済

かなり分り易い内容になっていますので、リフレーション政策の中身を概観するのに向いています。
話を戻しますが、現在の日本はいまだデフレですから、言い換えるなら「生計費全体が下がっている」ということです。
私たちの生計費で利用しているモノやサービスが何十あるのか何百あるのか数えたことはありませんが、とにかく相当に他種類のモノやサービスを使っているわけですが、それら全体が下がっているわけです。
その状況で、ほんの数個のモノやサービスの価格が数十円上がったからといって、生活が苦しくなるわけがありません。
今回値上がりした物品の全てを毎月使用するわけではないのですから、影響は微々たるものです。
そのような実情のものについて、みのもんたが嘴を突っ込んでいるようですが、当然のことながら間違ったことを言っています。
4月値上げラッシュにみのもんた不満爆発「円高でいきゃあいいんですよ」 : J-CASTテレビウォッチ
誰に指示されてバカなことを言っているのか知りませんが、老い先短いのですから、天に恥じない言動をするのが良かろうと思います。
国民生活や日本社会の未来を救うための努力の足を連日連夜引っ張り続けるマスコミは、人非人の集まりと言って良いでしょう。
私はマスコミの嘘には刑事罰を与えるべきだと思いますし、視聴者からの民事訴訟の対象にもするべきだと思います。
マスコミの悪影響力は、民主党政権の登場を見ても分かる通り、甚大です。
国家の運命を道から逸らしかねない力をマスコミは持っています。
このような特殊な存在について、一般国民と同じ様な表現の自由を認めるのは、現実にそぐわない制度だと考えます。
表現の自由も絶対のものではなく、ものによっては制限されているのですから、マスコミのそれも制限するに正当な理由があると思います。