実体経済に既に好影響、アベノミクス

インフレ予想⇒資産市場の好転⇒実体経済の好転、が始まっています。
この流れを持続・強化するために金融緩和の実行が必要です。
単に口先でちょろまかしてやろうという麻生太郎的な発想では、必ず市場からしっぺ返しをくらって、経済回復は頓挫します。
首尾一貫、誠実さが大切だというお話ですが、ある種の人々にとっては一番苦手なジャンルかも。

1ドル90円台で全輸出業種が採算確保、一部で国内回帰も
[東京 6日 ロイター] 輸出企業の平均採算レートが足元で1ドル84円程度であることが内閣府の調査で明らかとなり、現状の円相場なら全ての輸出業種が採算を確保できる水準となっている。
こうした相場がこの先も持続するとの見方から、生産や仕入れなどを国内回帰させる動きも一部に出始めている。

大企業でも、すでに多くの企業で輸出採算が大きく改善し、国内生産のメリットが出ている。内閣府が今月1日に公表した「12年度企業行動アンケート調査」では、上場企業815社のうち輸出企業の採算レートは平均で83.9円となった。最も採算レートが悪い繊維製品でも91円台となっており、足元の為替相場はすべての輸出業種で採算を確保できていることが明らかとなった。