デフレ脱却への道筋を描け

諮問会議が初の金融政策集中審議
いつまでにどのような手段で脱却していくのか、という目論見を発表しなければ、日銀が何をやろうとしているのかさっぱりわかりません。
これまで行なってきた基金方式は効かないことがわかっているのですから、別の手法を用いるのでなければ「やる気がない」ということになるでしょう。
手段の独立性をたてに効き目の薄い方法を使い続けるのであれば、総裁罷免とまではいかなくとも、日銀職員の給与をカットするなどの責任をとらせる仕組みにすることが必要でしょう。
民間では仕事に失敗したら責任をとらされる、業績悪化で給与が減る、なんてことは当たり前です。
日銀は日本全体の経済を損なうという「業績悪化」を20年も続けているのですから、現在の高待遇は不当でしょう。