量的緩和でアメリカの失業率が改善

ゆっくりではありますが予想を上回るペースで米国の失業率が改善しています。
もちろん、ハイパーインフレなどにはなっておりません(^^)
無期限の量的緩和は特段の副作用もなく、アメリカの市民たちに収入の増加をもたらしています。
今回の失業率はオバマ政権成立時を下回ったそうで、オバマ政権とバーナンキ氏率いる連銀の政策が奏功しているわけです。
ただ、このような回復に対しても「ペースがゆるい」という批判が学者や金融当局者から出ているくらいアメリカ人は積極的で、更なる金融政策か財政政策かでは意見が分かれていますが、いずれにせよデフレ脱却から嫌がる政治家・官僚・日銀・メディア・御用識者・天下り金融屋がウソを垂れ流しまくっている日本のディストピア的状況とは天地の差があります。

米雇用14万6000人増=失業率7.7%に改善−11月
 【ワシントン時事】米労働省が7日発表した11月の雇用統計によると、景気動向を反映する非農業部門の就業者数は季節調整済みで前月比14万6000人の増加となった。政府部門の大幅改善により、前月(13万8000人=改定)の増加幅を上回った。また、失業率も7.7%と前月から0.2ポイント改善し、2008年12月以来の水準に低下した。
 【後略】(2012/12/08-00:05)