セシウム牛

セシウム入りの牛肉が広く流通してしまい、割と消費されてしまったという話が話題になっております。
セシウム牛を食べるのは被曝には変わりないので確かに重大なこと、騒ぐに値することですし、そこから透けて見える放射能以外の問題もあります。
出荷に纏わる生産者の、産地偽装に纏わる流通業者の倫理といったことです。
ただまあ、そういうことが起こるだろうというのは事前に常識的にわかっていたことなのですから、それを防ぐ手立てを講じていなかったのは怠慢なように思いますがねぇ。
問題が起こるまで放置するという日本の文化がここでも炸裂しております。
しかし、牛肉は毎日習慣的に食べるものでもないので、健康への被害は目立った形では出ないだろうと期待されますので(-_-;)、食べちゃった人はそんなに不安がらなくても良いように思います。
「一日200グラム毎日食べても大丈夫。」という「保証」も出ていますが、200グラムってステーキ1枚分ですからね。そんなに食べる人は日本人にはいないでしょう。ただ、どうしてそんな「保証」が出来るのかは疑問ですけれども。そんな断言が出来る研究成果があるのでしょうか。