10万年前からシロクマは異種交配

異種交配の件は良いのですけど、「気候変動によって絶滅の危機に瀕しているホッキョクグマ」とか、デマをしれっと紛れ込ませるからマスコミは信用されないのですよ。
1万3000年より以前の縄文時代には今より気候が暖かかったというのは日本の教科書にも載っている事実です。(地球温暖化脅威論と矛盾する情報が載っているわけですが^^;)
貝塚の分布を調べると今は内陸になっているあたりまで食糧にした貝殻が出土するんですよね。その辺まで海岸線があったというのも学校で習うレベルの事実です。
10万年前からエッサエッサと異種交配に励むシロクマがその時代にも平気でエッサエッサしていたわけですから、温暖化ごときで絶滅の危機に瀕するわけがないのですよ。
そんなこと言い出したら縄文時代の日本人はこの国土に20万人程度しかおらず、寿命も30歳くらいだったと言われていますから、それこそ「絶滅の危機に瀕していた」と言えるわけで。
根拠ないことをいい散らして結構な生活ができるなんて羨ましいなぁ。

【7月8日 AFP】北極圏のホッキョクグマのDNA調査で、全てのホッキョクグマのルーツが、2〜5万年前に現在のアイルランドに生息していた1頭のメスのヒグマにたどり着くことが明らかになった。米ペンシルベニア州立大(Pennsylvania State University)などの国際研究チームが7日、米科学誌カレント・バイオロジー(Current Biology)に発表した。


 研究チームはロシア、カナダ、グリーンランドノルウェー、米アラスカ(Alaska)州にまたがる北極圏全体から、現存する個体と過去の個体のDNAサンプル242頭分を集めた。母性遺伝する遺伝物質ミトコンドリアを分析したところ、全てのルーツが2〜5万年前に現在のアイルランド大西洋岸に生息していた共通の祖先に行き着いた。


 また、近年問題視されているホッキョクグマとヒグマの交配が、過去10万年にわたって定期的に行われていたことも示された。


 気候変動によって既に絶滅の危機に瀕しているホッキョクグマにとって、こうした異種交配は純粋な遺伝子配列の保存という意味で脅威と考える科学者もいる。しかし、今回の研究によって、ホッキョクグマの進化の過程で異種交配が良い影響をもたらしてきた可能性が出てきた。


 研究チームでは、さまざまな生物種が生き残る上で交配種が果たしてきた役割が正しく評価されていない可能性があるとして、ホッキョクグマの保護の取り組みを見直し、純粋種だけでなく交配種も保護対象に含めるべきだと指摘している。(c)AFP/Marlowe Hood