関西の電力は不足するのか?

福島の事故がああいう事になっている以上、いくら色々な意見や感じ方があるにせよ「節電は常識としようよ。」と思います。
市民の努力による節電の他、企業や政府・自治体による節電製品への補助など今からやれることは具体的にあります。

橋下知事脱原発発言に公開質問状 敦賀市長意向、面会要求も
(2011年5月21日午前7時23分)
 既存原発の安全性は問わないままに新増設に異を唱えるような橋下知事の主張には不満を表明。「運転中の原発を止めるよう求め、停電も我慢するというのであれば分かるが、話が矛盾している」と述べた。

関西の電力が不足するかどうかについても矛盾した情報があります。
原発関連のニュースには「言った言わない」「あったなかった」という矛盾が連日五月雨式に出てくるという特徴があります。
背後にいる勢力同士の綱引きが感じられます。
関電によれば火力・水力などの余剰電力はなくこの夏に電力不足に陥る危険性があるとのこと。
しかし先日の東京新聞によれば「揚水発電と企業からの買電をすれば需要を満たせる。」とあり、真っ向から対立しています。
関電が企業からの買い入れをスルーしている部分がミソか。
この問題については電力会社を疑ってしまうのは仕方ないことです。
東電も当初は「電力が足りません。」とウソをついて計画停電という茶番までやってのけましたが、結局供給力は充分にあったことがバレてしまいました。
関西の電力に関しても深く突っ込んで、本当に関電に余力がないのかどうか確かめるべきだと思います。