首相と日銀総裁が電話会談

首相と日銀総裁が電話会談
8月23日16時5分配信 時事通信
 菅直人首相と白川方明日銀総裁は23日朝、電話で約15分間会談した。
  (中略)
 一方、日銀の追加金融緩和の可能性について、仙谷氏は「ノーコメント」と述べるにとどめた。日銀筋はこれに関連し、首相側からは「何らかの要請ということはなかった」と語った。 

政府がお願いして日銀に何かやって頂くという形になっているのが変な話で、法律上政府が日銀に金融緩和させることができるわけです。
しかしそれをやろうとしないのは日銀のみならず政府も今の日本の状況が深刻だと認識していないということなので、国民にとっては深刻な事態です。他国が不況への対応で金融政策を必死こいて実施しているのを横目に謎の不作為をぶちかますのが我が政府と日銀なのです。
それにしても日銀の独立性が高いのはいかがなものかと思います。民主国家にありながら、民主的統制に服さない重要機関があり、どうも問題を起こしているらしいということを放置して良いのでしょうか。
日銀が成果を挙げられない、挙げる気がないということなら責任をとらせる仕組みを作るべきだろうと思います。