家族殺し

なんか家族殺しのニュースが多いです。アニメの影響などが取りざたされていますが…
そういう指摘がされた場合に、作り手が自発的に答えると面白いのですが、アニメの場合には無理でしょうね。
いっそうのバッシングを招いて二度と似たような作品が作れなくなるおそれがありますから、スルーするのが吉でしょう。
創作物が含む「毒」に関わる文学的な議論なんて、興味のない人たちには全然理解できないものだし、理解したくもない話ですから、そういう話は大っぴらにやるもんじゃないんですよ。
表現の自由が奪われたり、創作者が社会的に葬られたりする危険を考えなくてはいけません。そういうのは道理で動くものではなくて、大声であげつらう人々の数が多ければ行われてしまいますから。

引用する場合に注意すべきこと

引用に際して気をつけるべきなのは、「自分の解釈で歪めない」ということですかね。
まあ、引用をきっかけとして自分の主張を展開するのが主なのですから、誰でも多少は己の解釈で人の書いたものの趣旨を歪めるものですけれども、問題を引き起こしかねない微妙な事柄の場合には控えめになるべきでしょう。
だから私の場合、本を紹介する時にはほとんど引用するだけのことも多くなるのですが…