テラ豚丼騒動とか

騒動にしたこと自体を批判する意見もちらほら。
僕もから揚げ関係では批判しましたけれども、今回の事件は単なるイナゴ的な騒動とは思いません。
60%くらい肯定的です。

本来は会社が管理すること

バイトの不始末は会社が管理しきれることではないのですけど、建前上は会社がやるべきです。
テラ豚丼を作った人は例外的にアレな人なんでしょうけど、大所帯になれば例外的な人は結構な数になります。
今回の騒動はそのような人々への統制を改めて強める機会になったのですから、無駄な騒ぎではなかったと思います。取り締まるべきものを知らせてもらった面があります。

騒いでいる内容そのものは常識的

一個人への集中攻撃に眉をひそめる向きもありますが、本来的には攻撃されてしかるべき行為がバイトさんによって為されたのは事実です。攻撃の程度が受け止める人によっては「行き過ぎ」と感じられるだけであって、攻撃の内容そのものは常識的であり、正当なものでした。
イナゴ=非常識、という図式で自動的に解釈するのは安易かと思います。
集中砲火を目の当たりにすることによって、いささか社会常識の欠けた人であっても、「会社の財産は自分の勝手に使用してはいけない」とか「食品関係の仕事では衛生的なイメージが死活的に重要」とか「mixiには祭りのネタを求めて2ちゃんねらーが日夜徘徊しているので要注意」といった認識を持つことができたのです。
そういう意味では、社会に与えたインパクトもまた、ポジティブなものがあったと僕は思います。