山口母子殺人の弁護で
児童虐待や脳の器質障害の可能性に触れているから偉いとかなんとか評価する向きがありますが、そんなのはとうの昔に知られていることであります。
- 作者: ジョエル・ノリス,吉野美恵子
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1996/01
- メディア: 単行本
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だいたい、今まで世間に出した弁護団や被告の発言で、で児童虐待や器質障害がクローズアップされるようなことをやっていましたっけ?
被害者の遺族を侮辱するような発言の連続でしょ?要するに死刑を求める遺族の心を折るためにわざと侮辱を繰り返してきたわけでしょ?
風向きが悪くなったからといって児童虐待や器質障害を持ち出すなんて、真剣にとりくんでいる人たちに失礼ですねえ。あの弁護団がさらに嫌いになりました。
まあ、殺人者の成育状況というのは劣悪なことが多いので、それが関係するだろうということは研究にあたいしますけれども、それと刑罰とは別問題でしょう。
それは学術的に研究して今後の社会に役立てる筋のものであって、殺人者本人への刑罰を軽減する材料にするものではないでしょ。