お医者さんのブログがとても面白い

内容が充実しているものが多いです。
これはホームページですが…


http://www.geocities.jp/jgill37jp/Med_in_Japan.html「日本の医療は大丈夫?」


しかし、内容が濃くて、コメントやトラバも多くて、おそらくアクセスも沢山あるのに、どうしてアルファブロガーとかにならないのだろうと考えたのですが。


お医者さんブログの特徴

  • 文章が長い

内容が真剣になるほど異様に長くなります。引用も抜粋ではくて全文とか。
しかも複数。
物事を正確に伝達しようという誠意なのでしょうけれども…
読み応えがあるのは確かですが。
このブログは長さの面では適度です。
 研修医増えないかな…(T^T) - ある内科医の嘆息 - Yahoo!ブログ

  • 想定する読者のレベルが高すぎる

文章の長さとも関連しますが、書き方や内容の密度の濃さが凄すぎる。
あれだと同業者や一部の知識労働者以外にはついていけません。
例えば医師不足がどのブログでも危機感をもって語られていますけれども、私などには当初は「?」でした。
「あんなにたくさんいるじゃないか」てな感じ。


お医者さんブログをいろいろ読みすすめるにつれて、勤務医さんの数の問題なんだと漸くわかりました。
つまり、私なんぞは生まれてこのかた開業医のもとにしか行ったことがないのですね。
医療の危機を語る際に、医療にほとんんど縁がないし興味もない人々に向けて語らなくてはならないのに、ブログが書かれていても、そうは上手く機能していないのは、私のような普通の読者の見識や読解力や忍耐力や問題意識の現実を考えていないからだろうと思います。