埼玉県本庄市の中3男子自殺

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 埼玉県本庄市の自宅で首をつって自殺した同市立本庄東中3年の男子生徒(14)が「同級生から、借りていない金の返済を迫られた」と学校側に相談していたことが、13日分かった。本庄署が関連を調べている。
 同校の中野修一校長によると、生徒は6日放課後、県が派遣している相談員に「同級生の男子から『500円を貸した。利子が1、2万円ある』と金を要求された」と打ち明けていた。相談員は7日に同校に連絡。8日、学年主任の教諭が生徒と面談していた。金を要求したとされる生徒から話を聞く予定だったという。

流行りだしてしまったみたいですね。
何年かに一度は若者の自殺が流行するような気がします。

具体的な解決案を模索するのではなくて、単に絶望して自殺してしまうという。
先進国なのに日本がずば抜けて自殺が多いのは何故なんでしょうね。
具体的に考える文化が欠けているのかもしれません。
明らかに不味い事態に陥っていて、「ヤバイな、ヤバイな」と自分でも思っているのに、不味い状況で何もしない、何もできない、という例が日本の子どもには多いような気もします。
自分で何かをさせたり、問題解決にあたらせたり、という大人の側の逞しさが欠けているのでしょうか。
失敗のケガレから救ってやるために、尻拭いしてやって庇ってやって、ということしかしないから、何も進歩しないのでしょう。
不味い事態に陥っていたり、不味い行動をとっているのであれば、それは人格面か思考面に問題があるのですから、それを何とかしなくてはならないのですけど。
何とかする方法は様々でしょうが。