いじめ自殺者になんで厳しい人がいるのか。


いじめ自殺者に対して「社会に出たらもっと厳しいのだから、そんなことで死ぬのは弱い」と罵声を浴びせる向きがありますが、日本は中高年の自殺大国であることを忘れているのでしょうか。


社会に出て久しくてもつらさに耐えられなくて死ぬ人がいるのだから、子どもが死ぬことを非難することに説得力がありません。


集団から疎外されがちな人は大変です。
フリーターでもニートでも自殺でも罵倒されるのですから。
社会でちゃんとやっていく以外に罵倒されない方法はないのですが、厄介なことに疎外される人がいなくなることはないのです。


疎外される人がいないと社会がもたないという事情がありますから。


疎外される人をみて「あれよりは自分の方が立派だ・正統だ」と思えないと生きていけない人が多いですからねえ。
ちょっと非難されただけで精神状態や体調が悪くなる生徒や教師を見て御覧なさい。
彼らは社会でご立派に適応していた強い人たちじゃなかったのかしら?