憲法学者の言い分が矛盾してる

違憲指摘の長谷部氏、安保法案の撤回求める「憲法学者95％は同意見」　スポニチ
　衆院憲法審査会で安全保障関連法案を「違憲」と指摘した憲法学者の長谷部恭男早稲田大教授と小林節慶応大名誉教授が１５日、日本外国特派員協会でそろって記者会見した。長谷部氏はあらためて「集団的自衛権行使は明らかに違憲」とした上で「政府は法案を撤回すべきだ」と述べた。「９５％を超える憲法学者が違憲だと考えているのではないか」との見方も示した。
　長谷部氏は「これまで内閣法制局は集団的自衛権行使が違憲だと何度も言ってきた。ところが今の内閣のプレッシャーに負けて解釈を変えた」と批判した。
　自民党の高村正彦副総裁が「憲法学者の言う通りにしていたら日本の平和と安全は守れない」などと発言していることには「法案は日本の安全を危うくする。確実に安全を守りたいなら、ぜひ学者の意見を聞くべきだ」と語った。
　小林氏も法案の違憲性を強調した。
　今月４日の憲法審査会に、長谷部氏は自民党推薦、小林氏は民主党推薦の参考人として出席した。　[ 2015年6月15日 16:06 ]
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2015/06/15/kiji/K20150615010548790.html

これら憲法学者は、安保法案の違憲性を指摘していたはずですが、青文字部分を見ると分かるとおり、今回の法案が実際に日本の平和と安全を脅かす、という話にすり替えています。
たしか小林氏は、憲法違反だから憲法を改正しろ、と言っていたはずで、そのような論理であるならば、単に憲法に違反していることが問題であるだけで、現実に危険が起こるかどうかは関係ないはずです。
にも関わらず、憲法９条に違反する法律ができると現実の危険が出来する、という話になってしまっています。
法律の内容次第で未来に危険が発生するかどうかは誰も予想できないと思うのですが、長谷部という人はどうして予想できるのでしょう？
殺人に備えて殺人罪にまつわる規定をつくると殺人が発生するのでしょうか？
或いは警官に銃を持たせる規定をつくると警官は市民を撃ち殺すようになるのでしょうか？
長谷部氏は日本の安全を「確実に」守る方法を知っているそうですが、こんな発言をする人が本当に偉くも手ごわい論客なのでしょうかね？
長谷部氏が国家の安全を確実に守る方法を知っているのなら、フィリピンやベトナムに教えてあげれば良いと思います。
現在、中国に脅かされていますので。
その方法をぜひ、具体的に示してください。
吐いた唾飲まんといてね♡