やはり親中派に見える三橋貴明


いまやアンチ安倍政権の筆頭と化した観のある三橋貴明ですが、予想どおり今回の訪米についても腐しています。
三橋に言わせると、

  1. アメリカが日本と同盟強化するように見せかけていても、しばらくしたら中国にもいい顔をするはずだ
  2. TPPはAIIBと変わらん

のだそうで、1の方は国際関係を子どものケンカ水準にまで単純化して視聴者を煽っているだけですし、2の方は根拠皆無なので、相変わらず取るに足らないことしか言えない奴だ、と思いました。
しかし重要なのは、保守的反米派を装う三橋の発言をよく聞いていると、必ず結果的には中国のメリットになるようなことを言っているということです。
三橋と昵懇である西田昌司もじつは同じで、「たぬ猫」さんに西田に関する動画をいくつか紹介していただいたのをキッカケにして自分でも色々と動画を見てみたのですが、その一つのなかで何と西田は、自主防衛を口実に在日米軍基地の撤去、つまり日米同盟廃棄を提案していたので、とても驚きました。
西田の主張は、

  1. 反米
  2. 日米同盟反対
  3. TPP反対
  4. 金融政策を懐疑。日銀法改正反対
  5. 法人減税反対
  6. 消費増税賛成

と、アメリカの影響力を削ぎ、日本を弱体化させ、やはり結果的に中国を喜ばせるようなものばかりです。
「保守」はよく、「日米関係強化はアメリカの国益だけを反映したものだから警戒しなくてはならない」と、日本の主体性がまるで存在しないかのような自虐的なことを言いますが、「保守」界隈に巣食っている隠れ親中派に対して警戒するべきであろうと思いますね。