外国人労働者を建設業界は歓迎

当事者が求めているんでは仕方ないですな。
こうなってしまったのもエクストリーム公共事業、いや、国土強靭化計画で不要不急のムダな公共事業を詰め込んだせいなのですから、関係者は反省してもらいたいですね。

外国人労働者、どれだけ確保できるのか…建設業界に期待と懸念
産経新聞 4月14日(月)8時0分配信
 政府が外国人労働者を幅広く受け入れる施策の本格検討に入ったことで、関西の建設業界から歓迎の声が上がっている。
【略】
 「下請けの声を聞いて実現してくれた。非常に踏み込んだ判断だ」。近畿の63社でつくる関西鉄筋工業協同組合の岩田正吾理事長は、政府が4日に決めた建設業界への外国人受け入れ拡大策を評価した。
 決定では、技能実習制度で就労した後いったん帰国した外国人について、要件を満たせば再入国を認めるとした。近畿2府4県の鉄筋工の業界では200人程度の技能実習生を受け入れており、岩田理事長は「業界としてずっと要望してきたこと。人材不足がいよいよ背に腹は代えられないところまできたことを行政が理解し始めた」とみる。
【略】
 また、技能実習制度はこれまで法令違反を繰り返すブローカー的な業者の存在が問題視されてきた。岩田理事長は「20年きちんと運用してきた業界団体とブローカーとを一緒くたに見ないでほしい」と、国に監督体制の強化を求める。