保育士の世界も既得権益

准保育士制度の創設に「保護者」が反対しているとか。

<准保育士制度>導入反対の要望書…保護者らの団体
毎日新聞 4月8日(火)20時5分配信
 保育所の待機児童解消などを目的に、政府の産業競争力会議が「准保育士」資格の創設を検討している。これに対し、「保育園を考える親の会」など保護者らの団体は8日、准保育士資格の導入に反対する要望書を同会議事務局に提出した。
【中略】
 保育園を考える親の会の曽山恵理子さんは、「子どもの安全のためにも准保育士導入でなく、処遇改善など保育士が働き続けられる環境整備を求めたい」と訴えた。【細川貴代】

これだけ読むともっともらしく見えますが、奇麗事が語られる裏にはたいてい既得権益の存在が…

  • 認可保育園を建設しても、保育士不足で開設できないという事態が発生している。
  • 保育士の合格率は1〜2割なのですぐに増やすことは出来ない。
  • そのため、東京都の認証保育所では保育士の割合は職員の6割でよい。
  • 都市部にある認可保育園の朝晩の保育では、実はすでに無資格者が働いている
  • 保育士の規制緩和に反対しているのは保育労組

構造改革規制緩和に反対する動機が本当に純粋なものなのか、よくよく情報を集める必要があります。