国土強靭化でゼネコン不況
国土強靭化のせいでコストが急増、税金が余計にかかるわ、ゼネコンは減益になるわ、踏んだり蹴ったりですな。
建設バブルでゼネコン不況?人手不足と労務費上昇深刻化で各社減益、公共工事入札不調も | ビジネスジャーナル
これから東京五輪に向けた都市整備が本格的に始まる。新国立競技場をはじめ、選手村、武蔵の森総合スポーツ施設など五輪施設が次々と建設される。新国立競技場の建設費は当初1300億円と見込んでいたが、設計通りだと3000億円に膨らむため、床面積を減らすなどして1700億円に縮小した。しかし、豊洲新市場の建設工事のように、五輪施設も当初の予定価格を大幅に引き上げなければ落札するゼネコンはないといわれている。
国土強靭化のせいでオリンピック施設は縮小、豊洲新市場は価格上昇、いいことが何一つありません。
すべて、公共事業バブルを煽った者の責任です。
技能の習得には数年かかる職種が多く、職人は促成栽培できない。一方で職人の高齢化が進んでおり、職人の不足はもっと深刻になる。東京五輪に向けた新しい施設の建設や老朽施設の補修などの公共工事が滞りかねない事態が、そこまで来ている。
大変なことです。
国土強靭化でムダな公共事業を詰め込んだことによって老朽施設の補修が滞り、日本国民の安全が脅かされる事態となってきました。
インフラの崩壊によって怪我人や犠牲者が出た場合、それはすべて国土強靭化をすすめた官僚、政治家、学者、評論家の無責任な言動が原因とみるべきです。
「経世済民」などという奇麗事で人々を騙し、危険に晒すレントシーカーたちのことをよく覚えておきましょう。