南スーダン避難民を見捨てろと主張する日本野党とマスコミ
キチガイ大行進。
- 吉田忠智社民党党首「文民統制(シビリアンコントロール)が形骸化する」「NSC設置で恐れていたことが早速、起きた」「戦争に加担する行為で、安倍首相の本性むき出しの暴走だ。即時撤回を求める」
- 共産党の市田忠義書記局長「武器輸出三原則に明確に違反する。外国の軍隊に弾薬を提供するのは絶対に許されない」「集団的自衛権の行使容認を目指している政権の『右寄り路線』の表れだ」
- 生活の党の鈴木克昌幹事長「日本は明らかに右傾化しており、国民や国会がチェックできずに歯止めがかからなくなるのではないか」
- 民主党幹部「内部の勝手な解釈で行動しようとしている。国民にきちんと説明し、責任ある行動を取るべきだ」
東京新聞2013年12月24日 朝刊
- 民主党の北沢俊美元防衛相「国家安全保障会議(NSC)ができたからといって軽率で拙速すぎる」戦後日本で初のケースなので、慎重に対応すべきだった。持ち回り閣議ではなく、臨時閣議などを開いて本当に緊急性があるか議論すべきだった」
- 社民党の又市征治幹事長「緊急性が高かったにせよ、国の原則にかかわる大問題だ。民主主義の根底を揺るがす非常識な行動で強く非難する」
- 日本維新の会国会議員団の中堅議員「武器輸出のなし崩しという感じは否めない。ただ相手国は韓国であり、両国関係の改善に寄与するのならば意味はあるだろう」
産経新聞2013.12.24 10:42(産経は弾薬提供に賛成)
韓国軍は280名、うち戦闘員は70名。1万5000人の避難民を抱えている状況。
そこに1000人以上の反政府軍が迫っています。12月23日にはボル市に侵入しているとも言われています。
こんな事態において「ゆっくり議論する」とか「過去の方針と整合性をもたせましょう」などとやっていたら、避難民は虐殺されてしまいます。
野党の面々の発言には、避難民の「ひ」の字ものぼらず、彼らの念頭には現地住民の人権が存在しないようです。南スーダンの人々の命など物の数ではないということなのでしょうか?人種差別をしているのかもしれません。*1
しかも、今回の貸与は国連からの要請なのですから、これに背を向ければ、国際的人道協力はしない、というメッセージになってしまい、日本の評判は地に落ちるでしょう。日本野党はそれが狙いなのかもしれませんが…
1万発の弾薬で1000人以上の反乱軍、これは元は正規軍だったようなので相当の重装備でしょうから、今回の弾薬貸与でも本格的な戦闘は無理でしょうが、攻撃を幾分か抑止はできるでしょう。
何日かもちこたえる間に話し合いで解決するか韓国軍が増派しないと悲惨な事になるでしょう。
日本野党とマスコミは相変わらずの現実遊離、実際の人の命や苦痛をそっちのけにしてイデオロギー闘争にふけっています。
左翼になるとサイコパスになるのか、サイコパスは左翼になるのか、或る意味、興味深い問題です。
韓国軍 自衛隊から初の銃弾支援決まる=南スーダンPKO
昨年から派遣されている韓国部隊は工兵と医務部隊を中心に約280人で構成され、戦闘兵は約70人。道路建設や医療支援などが主な任務のため、重火器を保有していない。
ただ、一部では再建支援部隊に武器を新たに供給するのは派兵の趣旨に反するとの指摘も出ている。内戦の危機が高まり兵士らの生命に危険が及ぶ状況になれば撤退するのが妥当だとの主張だ。*2
聯合ニュース
陸自弾薬1万発、南スーダン国連部隊に提供
弾薬は国連を通じ、同日中に現地の韓国軍に提供された。
南スーダンでは、政府軍と前副大統領派の戦闘が拡大している。UNMISSに参加している韓国軍は首都ジュバの北東に位置するジョングレイ州で輸送や警備などにあたるとともに、宿営地に避難民約1万5000人を受け入れている。戦闘に巻き込まれれば弾薬不足に陥る恐れがある。
(2013年12月24日00時04分 読売新聞)
PKO:南スーダンの韓国軍部隊に反政府軍1000人接近
韓国政府筋は「ハンビッ部隊が駐屯する南スーダン・ジョングレイ州の州都ボル市に、1000人以上の反政府勢力が近づいているとの情報を現地の国連軍情報当局が入手し、韓国の合同参謀本部に伝えてきた」と明らかにした。北朝鮮による挑発的軍事行動の危険性ではなく、海外に派兵されている部隊の安全対策のために合同参謀本部で危機措置チームが招集されるのは異例のことだ。韓国軍当局は「1000人以上の反政府軍は、23日午前にはボル市に入るのではないか」と予想している。
ユ・ヨンウォン軍事専門記者 朝鮮日報/朝鮮日報日本語版