三橋貴明は消費税と人権擁護法案がどうでもよくなったようです

“人権侵害救済法”で人権がなくなる日 (宝島社新書)

“人権侵害救済法”で人権がなくなる日 (宝島社新書)

「公共事業でデフレ脱却」などという妄言を繰り返す三橋貴明がこんなエントリを。

上記「内なる敵、財政均衡論者の掲げる合理化至上主義」でも取り上げていますが、現在、公共事業予算を巡り、「経済財政諮問会議(の民間議員)」と国会議員が政治的な戦いを繰り広げております。

14年度予算−公共事業費着実に確保を/自民・脇雅史氏ら財務相に申し入れ
http://www.decn.co.jp/?p=2317
 自民党脇雅史参院幹事長らは21日、14年度当初予算での十分な公共事業費確保や、事業規模を盛り込んだ中長期計画の策定などを麻生太郎財務相に申し入れた。
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/

「おや?」と思う発言をする人物を見たら、すぐに背景を検索いたします。

脇雅史 - Wikipedia
東京都出身。東京都立西高等学校東京大学工学部土木工学科卒業。東大卒業後、建設省に入省近畿地方建設局長を最後に退官。

公共事業を推すのは当然でございますわな。

選挙では全国建設業協会の支援を受けている
自由民主党人権問題等調査会副会長を務める(人権擁護法案推進派)。

人権擁護法案について私は何の興味もありませんが、確か「新世紀のなんとか」という小説で扱われていたような。
この法案が通ると大変なことになると盛んに喧伝されたものですが。

民主党政権は限界(自民党・脇雅史参院国対委員長)
脇雅史参院国対委員長)わが党として3党合意をして一体改革関連法案を衆院通過させた以上、参院自民党としても速やかな成立を図る考えに変わりありません。社会保障制度改革推進法案はわが党案がベースになっていますし、前回の総選挙から消費税増税の必要性を訴え、参院選でも公約してきたことです

おお、この議員さんは消費増税賛成派ではありませんか。
「消費税を上げろ。景気対策は公共事業をやれ」という主張は西田昌司と共通いたします。
三橋は脇議員とも西田昌司とも昵懇のようですが。
三橋は消費増税について安部首相の責任のように言い立てますが、自分の交友関係はどうなんですかね。

http://www.asahi.com/politics/update/0918/TKY201309180494.html
「選ぶ人がアホでも」 自民参院幹事長、有権者軽視?
 自民党脇雅史参院幹事長は18日夜、都内であった同党女性議員の集いでのあいさつで、選挙制度改革を行う際に女性議員を増やす観点が必要だとしたうえで「今の制度は政党の段階で候補者の選び方が未熟だ。政党が本当に正しい意味で国会議員を選べるか。これさえしっかりしていれば、あまり大きな声では言えないが、選ぶ人がアホでも、選ばれる人は立派だ」と発言した。

これはテレビニュースでも流れましたね。
いやー、三橋貴明の推す議員はみんな立派ですね。